2014年4月8日(火)就航開始に先立ち、一般公開の機会がありましたので早速行ってきました。 公開時間は10:00〜11:30までだったので、8:30に家を出て朝ごはんを食べてから行こうと思いましたが、佐渡汽船に向かう道路が渋滞しはじめていたので、もしやものすごく混むのではと思い、朝ご飯を食べずに向かいました。
9:00に着くとすでに150人近くの行列が・・・。そこに並び待っていると後ろにもどんどんと行列ができ、びっくり。早く来て正解でした。10:00公開予定でしたが、時間を早め9:30過ぎに中に誘導されました。
連絡通路を歩いていくと、ときわ丸がゆっくりと見えてきました。今までのカーフェリーと違い外観は青を基調とした鮮やかな船体です。船体にはピンク色の朱鷺が羽ばたいています。
中に入ってみるとこれまたいままでのカーフェリーとは違います。メインエントランスは全体的に落ち着いた雰囲気で高級感が漂います。佐渡市の甲斐市長がときわ丸を「海に浮かんだ高級ホテル」といったのも頷けますね。
基本ある程度自由に歩き回れるのですが、混雑するのを避けるため案内の方が誘導してくれました。まず最初に入ったのが2等椅子席です。これはいままでのカーフェリーにはなかったですね。 絨毯席だとみんな横になるので、混雑時は場所が確保出来ずにイベントプラザの椅子に座ることがありますが、あそこは冬場寒くて大変なんですよね。このほうが大勢座れるし暖かいのでいいかもしれません。 ただ、荷物を置くスペースが厳しいかもしれませんね。
椅子席のすぐ後ろにあるのが2等絨毯席です。ややこじんまりとしていますが、開放感があります。メインの絨毯席は4階にあります。
ときわ丸にもゲームルームがありました。ただ、ほかのフェリーに比べやや小さいです。今日は中に入れませんでしたが、いままであったファミコンがなくなったのは残念です。 船尾に進むとイベントプラザがあります。採光が良く明るいです。いろんなイベントがあると船旅も楽しくなりますよね。椅子はおしりの形に合わせて湾曲しているので座りやすいと思います。売店はコンビニ風になりました。品数も以前より多くなっている感じがします。 スナックのメニューは変わっていないと思いますが、おしゃれな雰囲気になりました。
壁に「だちかん」や「けなるい」などの佐渡弁が書いてあったり、歴代の佐渡汽船の船の写真が展示されています。こんなに多いとは知りませんでした。
船内にいながら外の景色が楽しめるようテーブルや椅子が設置されています。いままでのカーフェリーはいったん外に出なければなりませんが、冬場や夏場は大変です。 これなら季節に関係なくいつでも楽しめますし、コーヒーでも飲みながら読書もいいかもしれません。
1等絨毯席です。これはいままでのカーフェリーと変わりはないですね。低反発のマット、枕、毛布付です。混雑時は1等をおすすめします。 1等椅子席ですが今までに比べて高級感が増しています。入室時には靴を脱ぎます。広々としていて開放感があります。TVも大きいですね。いままでは1等絨毯席を選んでいましたが これだったら椅子席もいいですね。
特等室です。貧乏人のわたしは今後二度と入ることはないでしょう。スイートルームは特等室のベッドに加え、応接室があります。
船首には、これもいままでのカーフェリーになかった展望ラウンジがあります。気分は船長といったところでしょうか。この日はすごく混んでいて外はあまり見れませんでした。
この日は普段絶対入ることができない操舵室に入ることができました。これだけの船体を動かすのに計器は意外に簡素にできています。
お子様連れにも配慮した授乳室やキッズルームも完備されています。さていろいろな面で進化した新造船「ときわ丸」いかがだったでしょうか。私も早く動いたときわ丸に乗ってみたいです。 今年も佐渡汽船は自転車運賃無料キャンペーンや平日限定マイカー・シルバー割引を実施しています。船旅を楽しみながらぜひ佐渡へお越しください。
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