
初めて佐渡を訪れるならここははずせません!佐渡観光の定番です。
さて,山が二つに割れている上の写真。「道遊の割戸」といわれ,金の試掘をしているうちにぱっくりと割れてしまったそうです。
入場料を払うと金山内部を見学できます。コースは2コースありまして、明治時代の開削された道遊坑コースと江戸時代の手掘り行動である宗太夫坑コースです。どちらか一方だけ見学する場合料金は900円ですが 両方見学する場合は1,400円です。見応えのあるほうは江戸時代の宗太夫坑コースですが、せっかくですので両方見て回りましょう。
- いざ金山内部へ
両方を見学する場合、まず道遊抗コースを見ることになります。宗太夫坑コースは以前からありましたが、こちらのコースは後からできたコースです。
奥に進んでいくと,徐々にひんやりしてきます。常に温度が5~15度に保たれている中はまさに天然のクーラーといった感じです。暑い夏にはちょうどいいですが、こちらのコースは 観光客はあまり来ないのか一人になるとちょっと怖いですし、違う意味で寒くなるかもしれません。
- 道遊の割戸の真下です
明治時代から採掘が開始されたこのコースでは、トロッコや採掘に使用された機械を見ることができ、江戸時代の時と違い効率的に採掘してきた歴史を学ぶことができます。
- 道遊の割戸のそばまで寄れます
道遊坑コースのいいところは上記のようなパックリと割れた佐渡金山の写真を撮影できるスポットがあること、また左の写真のようにそのすぐそばまで近づくことができることだと思います。
- 明治時代に使用した機械の展示場です
この佐渡金山,江戸時代から採掘が始まり,なんと平成元年3月31日まで388年間採掘が続けられていたとのこと。ほんの20年前まで金が採掘されていたなんて驚きですね。
さて続いて宗太夫坑コースに向かいます。気のせいかこちらにほうが人の出入りが多いせいかやや暖かく感じられます。内部では坑内労働者の仕事の様子をロボットで再現しています。このロボット,写真で見てもわかるようにかなり精巧にできています。ちなみにこのロボット喋ります。
中には「なじみの女に会いて~な~」なんて哀愁のある喋りをするロボットも・・・道遊抗コース同様、こちらも一人ではちょっと怖いかもしれません。
- 排水作業の様子
- ちょっと一服
- 奥までずっと続いています
- 怖いくらいよくできています。
- 試掘りの跡。狸穴と呼ばれています。
- 間歩開きの様子
- うまく取り出せるかな
資料館では金塊(12.5kg)を直接触ることができます。うまく取り出せるとプレゼントがもらえちゃうそうです。是非チャレンジしてみましょう。
2008年9月佐渡金山は世界遺産の国内候補となる暫定リストに追加されました。 今後世界遺産登録に向け期待が高まります。