- トキ資料展示館入り口です
皆さんもご存知の朱鷺を見られる施設です。朱鷺は学名「ニッポニア・ニッポン」と呼ばれ,江戸時代までは日本各地で見られましたが, 乱獲,そして自然破壊が原因で徐々にその数を減らし,平成15年に日本最後の朱鷺「キン」が死亡し,日本の朱鷺は絶滅しました。
- 環境保全協力費大人200円子供100円です
日本産の朱鷺は絶滅しましたが,平成11年,中国から贈呈を受けた朱鷺「友友」「洋洋」のペアリングに成功し,優優が誕生,翌年には「新新」「愛愛」が生まれ,その後多くのヒナが誕生しました。
- 資料館ではトキに関する資料を見れます
佐渡トキ保護センターでの人工増殖の甲斐もあり,着実にその数を増やしています。平成27年10月12日現在で国内で飼育中の朱鷺の総数は188羽になりました。
- 日本産最後の朱鷺「キン」の剥製
平成20年9月25日,秋篠宮ご夫妻もご臨席のもと10羽の朱鷺が試験放鳥されました。 6羽の朱鷺にはそれぞれGPSが取り付けられ,今後その生態が詳しく調べられることになっているとのことです。 1羽は佐渡を飛び越え新潟県の関川村に飛来したそうです。10羽の朱鷺から是非自然繁殖してほしいですね。※追記 平成24年4月22日、野生化で36年ぶりに待望のヒナが誕生しました。さらに自然化での繁殖が期待されます。
- 羽ばたく朱鷺
この佐渡トキ保護センター内のトキ資料展示館では,その朱鷺を見ることができます。ただし,朱鷺は臆病な鳥らしく ゲージに入った朱鷺を遠くからしか見ることができません。また,カメラのフラッシュも厳禁です。
- 双眼鏡も置いてあります
そのため,施設内には朱鷺を見ることができるよう双眼鏡が置いてあります。
- 黒トキ
施設内には朱鷺の近縁種「黒トキ」を見ることができます。これは,近くで見ることができます。