
- 国の重要文化財 五重塔
佐渡の真野地区にあるお寺です。五重塔で有名でしたがNHK大河ドラマ「天地人」の主人公「直江兼続」のゆかりのお寺 ということで脚光を浴びています。 なぜ,直江兼続と関係があるのかというところですが 佐渡はその昔本間家という地頭が支配していました。ところがこの本間家,総領家である雑太本間家からいくつもの分家が出てそれぞれが 勢力を競い合うようになってしまったのです。
- 境内
戦国時代に入ると金の利権を巡り対立が激化,一部の本間家が上杉景勝に支援を要請したところ,これに応じ直江兼続らとともに渡海し次々と敵対する本間家を攻略,佐渡を平定しました。
- 境内2
佐渡平定後,兼続は佐渡支配の本拠地とした雑太城を妙宣寺にしました。境内にある五重塔は日光東照宮の五重塔を模したものといわれ国の重要文化財に指定されています。
- 天地人ののぼり旗
天地人ののぼり旗を発見しました。関連する施設に立っています。
- 兼続が寄進したとされる槍
佐渡制圧の際,兼続が妙宣寺に寄進したとされる鑓の穂先です。鑓の穂先は 木箱の中に納められており,箱の蓋の内側に「直江山城守兼続奉納槍」と墨書があります。穂先の長さは 約80センチメートル,幅3センチメートルほどの直線型(素槍)鑓であるとのことです。
- 兼続が書いたとされる書
兼続が書いたとされる寺地安堵状。「寺内前々の如く諸式相違有るべからず」と書かれています。