2018年の佐渡ロングライド210の開催日が5月20日(日)に決定しました。「雨の佐渡」から一転、なんと8年連続晴れの日が続いています。もう雨の佐渡とは呼ばせません。第13回大会も晴れるでしょうか!?昨年もすべてのコースで締め切りを待たずに定員に達するほどの人気!今年も同様にあっという間に定員に達することが予想されます。
起伏に富んだ海沿いのコース、充実の補給食、そして沿道で応援する島のおばあちゃんやボランティアスタッフのあたたかいもてなし。
きっと島の魅力に引き込まれるでしょう。エントリー受付期間は2月1日から3月30日まで。今まで参加された方もこれから参加を考えている方も迷っている時間はありません。さあ、いますぐエントリーを!
スポニチ佐渡ロングライド210公式サイト
※Aコース(210㎞)に参加資格が設定されています。ご注意ください。
Aコース参加資格:過去5年以内に佐渡ロングライドA・B・Cまたは100㎞以上の大会完走実績の申告が必要。また無理な追い越しを避けるためAコースが3段階に設定されています。詳しくは佐渡ロングライド公式サイトをご確認ください。
- 参加者は3000人超。日本屈指のロングライドイベントに参加してみないか
佐渡ロングライドの魅力とは?
まさにこれに尽きるといっても過言ではありません。事実、佐渡ロングライドが日本屈指のロングライドイベントに成長したのも、リピーターが多いのも、現実社会とは違った世界がそこにあるからではないでしょうか。大会当日、車はほとんど走っていません。信号で止まることもほとんどありません。聞こえてくるのは、鳥のさえずりと車輪の音、そして自分の息づかいのみ。時には一人で、時には知らない誰かと協力し合いながら、いやなことも時間も忘れてただひたすらにゴールを目指す。疲れるけれども心地いい。そんな時間を与えてくれます。
- 日常から解放された風景がそこにある-佐渡ロングライド
佐渡ロングライドに参加したらぜひ走ってみたい!!と思わせる、いまや佐渡ロングライドの代名詞となった名物の坂「Z坂」をはじめ、雄大な大野亀を横目に駆け上がる「大野亀坂」、最後の最後で参加者を苦しめる「素浜坂」等、起伏に富んだコースが佐渡ロングライドの魅力です。
- 佐渡ロングライドの名物となっているZ坂。走りたい坂がそこにある。
佐渡ロングライドの第1回目の開催が2006年となりますが、それよりも前になる1989年に佐渡国際トライアスロン(当時は’89トライアスロン・ジャパン・カップという名称)が開催されています。トライアスロンもバイクは佐渡をほぼ1周するコース(190km)となっており、どこにエイドを置けばいいのか、どこが危険なポイントなのか等、そのときのノウハウがこの佐渡ロングライドに活かされているんですね。
また参加された方のブログを見ると、エイドステーションでの補給食の充実さを書いているものが多く見受けられます。バナナやオレンジといった果物系はもちろん、わかめそばやおかゆ、俵型のおにぎり、2016年からは入崎にスイーツステーションができました。ここではマフィンやぜんざいやフルーツなどが用意され疲れた体を癒してくれます。唯一残念だったのが、バイキング形式に変更し長蛇の列となってしまった両津のBS(弁当ステーション)ですが、事務局の公式Facebookでもご迷惑をかけたと認めています。変更したのも参加者の皆さんに佐渡らしい食材を提供したいという心遣いからきたものなので、方向性は決して間違ってはいません。2018年の大会はきっと改善されていると思いますので期待したいです。
- エイドステーションの様子。スタッフの対応もばっちりだ。
2014佐渡ロングライド210のレポートを書いてみた
参加者の皆さん、ロングライドお疲れ様でした。わたしはロングライドに参加しませんでしたが、当日見に行ってきましたのでささやかながらレポートをまとめたいと思います。
ロングライド前日の5月17日(土)。わたしは12:30分新潟港発のときわ丸に乗船しました。船内はロングライド参加者でひどい混みよう。2等船室は満室でそれぞれ
通路などに新聞紙を敷き座っている状態でしたが、船首にある展望ラウンジに移動したところラッキーなことに席が空いていました。
運がいいと思ったのもつかの間、湾内を過ぎると前日からの強風で波が高くひどい揺れ。船首にある展望ラウンジは当然ひどい揺れで久しぶりに船酔いをしてしまいました。
明らかに船酔いしている参加者も見受けられましたが、違う意味で酔っている方もおり楽しそうではありました。
- イベントプラザに置かれた参加者の自転車の様子
- 3階エントランス。4階に座っている参加者が大勢いました。
ロングライド当日。朝目を覚ますと、空はどんよりと雲が立ち込めていました。天気予報は晴れだったのに・・・。会場に着きスタートゲートに到着。風がまだ
強くしかも向かい風でのスタートとなりました。この日は寒く感じましたが、後で調べてみると朝5:30現在の気温が13.4度とそんなに低くくなかったです。
ただ平均風速が7.2メートルと強かったため体感気温を下げたようでした。参加者もいやだろうにと思いいながらカメラを構えましたが、ゲートからスタートする参加者は皆笑顔でシャッターを切りながら
こちらもうれしくなりました。
- あいにくの曇り空の中スタートを待つ参加者
- 天気は曇りだが晴れやかな笑顔でスタート
- 天気は曇りだが晴れやかな笑顔でスタート
- 益子直美さんと山本隆弘さんの姿も見られました
スタートし8時過ぎになると厚かった雲も海側のほうから徐々に薄まり青空が見えてくるようになりました。日が差してくると曇りのときと違い、海の青さが際立ちます。今年もまた絶交のロングライド日和となりました。
- 8時過ぎ頃の大野亀。天気も徐々に回復してきた
- 大野亀。その大きさは雄大の一言に尽きる
162キロ地点の小木エイドステーションでは疲れた体を入念にマッサージしてもらっている参加者が大勢いました。残り48キロですが、この先にMAX7%坂があり、最後の素浜エイドステーションを
過ぎてからもMAX7%が2本あります。斜度はそこまでないのですが、いかんせん距離が長いので肉体的にも精神的にもこたえる坂です。しかし、上りもあれば下りもある、真野湾に向かう下り坂は道幅が広がり視界が一挙に開け、遠くの海岸線まで見渡せます。
- 13時過ぎ頃の小木エイドステーション(162キロ地点)の様子
- 長者ケ橋(小木)。この下の海は透明度が非常に高いです
- 大野亀の小型版や写真のような変わった岩が小木地区にあります
- 14時前の小木。雲はほとんどなくなり青空が広がった
- うんざりするほど延々と続く坂。これが佐渡の醍醐味でもある
- 真野湾に向かう気持ちのいい下り坂
待望のゴール。皆充実感にあふれた笑顔でガッツポーズを決めていました。前日そしてスタート時点は天気がよくなかったのでどうなることかと思いましたが、ふたを開けてみれば
今年も天気に恵まれました。参加者は3,188人、完走者数は2,917人という結果でした。今回参加できなかった皆さん、どっしよっかなーと参加を考えている皆さん、佐渡は遠いし正直お金もかかりますが
有り余るくらいの楽しさが佐渡ロングライドにはあると思います。ぜひ来年ご参加ください。こんなところで2014佐渡ロングライド210のレポートを終わります。それではまた来年(・ω・)ノシ
- 佐渡ロングライド210ゴール地点。ガッツポーズでゴール
- 佐渡ロングライド210ゴール地点。来年も参加してくださいね
新潟~両津間に新造船「ときわ丸」就航
2014年4月8日に新潟~両津間に新たに「ときわ丸」が就航しました。全長125メートル、総トン数5800トン。旅客1500名と全体的におけさ丸よりやや小さめですが
運航時間2時間20分とおけさ丸より10分短くなりました。
内装は茶色を基調にした落ち着いた雰囲気。できたてほやほやの「ときわ丸」の就航で旅の楽しみが新たに増えましたね。また2015年4月21日に直江津-小木航路に
新造高速カーフェリー「あかね」が就航しました。従来のカーフェリーより運航時間が1時間短かくなりより便利になりました。
気になる!佐渡ロングライド参加者推移と完走率
今回で13回目となる佐渡ロングライド。参加者も3,000人を超え、いまや佐渡の一大イベントにまで成長しました。
Aコースで210㎞と、1日で走るロングライドとしては国内でも最大級となる大会ですが、過去11回の大会データを見てもわかるとおり
完走率が意外に高いです。210㎞はちょっと・・・と思う方も130㎞、100㎞、45㎞(2017年までは40㎞)といくつかコースもありますので
自分の実力に合わせて挑戦してみてはいかが。
第1回大会 開催日:2006年5月28日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
Aコース(210㎞) | 575 | 485 | 90 | 84.3% |
Bコース(110㎞) | 177 | 168 | 9 | 94.9% |
Cコース(80㎞) | 118 | 111 | 7 | 94.1% |
Dコース(36㎞) | 63 | 61 | 2 | 96.8% |
合計 | 933 | 825 | 108 | 88.4% |
第2回大会 開催日:2007年5月20日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
Aコース(210㎞) | 1,142 | 878 | 264 | 76.9% |
Bコース(130㎞) | 564 | 497 | 67 | 88.1% |
Cコース(80㎞) | 261 | 243 | 18 | 93.1% |
Dコース(40㎞) | 150 | 143 | 7 | 95.3% |
合計 | 2,117 | 1,761 | 356 | 83.2% |
第3回大会 開催日:2008年5月18日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
Aコース(210㎞) | 1,473 | 1,393 | 80 | 94.6% |
Bコース(130㎞) | 764 | 737 | 27 | 96.5% |
Cコース(100㎞) | 193 | 185 | 8 | 95.9% |
Dコース(40㎞) | 220 | 218 | 2 | 99.1% |
合計 | 2,650 | 2,533 | 117 | 95.6% |
第4回大会 開催日:2009年5月17日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
Aコース(210㎞) | 1,629 | 1,331 | 298 | 81.7% |
Bコース(130㎞) | 632 | 535 | 97 | 84.7% |
Cコース(100㎞) | 186 | 169 | 17 | 90.9% |
Dコース(40㎞) | 157 | 156 | 1 | 99.4% |
合計 | 2,604 | 2,191 | 413 | 84.1% |
第5回大会 開催日:2010年5月16日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
Aコース(210㎞) | 2,041 | 1,767 | 274 | 86.6% |
Bコース(130㎞) | 660 | 630 | 30 | 95.5% |
Cコース(100㎞) | 173 | 172 | 1 | 99.4% |
Dコース(40㎞) | 169 | 167 | 2 | 98.8% |
合計 | 3,043 | 2,736 | 307 | 89.9% |
第6回大会 開催日:2011年5月15日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
Aコース(210㎞) | 1,869 | 1,765 | 104 | 94.4% |
Bコース(130㎞) | 700 | 648 | 52 | 92.5% |
Cコース(100㎞) | 277 | 277 | 0 | 100.0% |
Dコース(40㎞) | 141 | 133 | 8 | 94.3% |
合計 | 2,987 | 2,823 | 164 | 94.5% |
第7回大会 開催日:2012年5月20日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
A(1)コース(210㎞) | 248 | 242 | 6 | 97.6% |
A(2)コース(210㎞) | 1,077 | 1,035 | 42 | 96.1% |
A(3)コース(210㎞) | 529 | 459 | 58 | 86.8% |
Bコース(130㎞) | 807 | 761 | 46 | 94.3% |
Cコース(100㎞) | 240 | 207 | 33 | 86.3% |
Dコース(40㎞) | 131 | 129 | 2 | 98.5% |
合計 | 3,032 | 2,833 | 199 | 93.4% |
第8回大会 開催日:2013年5月12日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
A(1)コース(210㎞) | 289 | 268 | 21 | 92.7% |
A(2)コース(210㎞) | 1,118 | 1,003 | 115 | 89.7% |
A(3)コース(210㎞) | 488 | 397 | 91 | 81.4% |
Bコース(130㎞) | 780 | 752 | 28 | 96.4% |
Cコース(100㎞) | 202 | 183 | 19 | 90.6% |
Dコース(40㎞) | 126 | 118 | 8 | 93.7% |
合計 | 3,003 | 2,721 | 282 | 90.6% |
第9回大会 開催日:2014年5月18日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
A(1)コース(210㎞) | 382 | 353 | 29 | 92.4% |
A(2)コース(210㎞) | 1,119 | 1,019 | 100 | 91.1% |
A(3)コース(210㎞) | 420 | 347 | 73 | 82.6% |
Bコース(130㎞) | 848 | 789 | 59 | 93.0% |
Cコース(100㎞) | 284 | 278 | 6 | 97.9% |
Dコース(40㎞) | 135 | 131 | 4 | 97.0% |
合計 | 3,188 | 2,917 | 271 | 91.5% |
第10回大会 開催日:2015年5月17日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
A(1)コース(210㎞) | 411 | 390 | 21 | 94.9% |
A(2)コース(210㎞) | 1,077 | 1,008 | 69 | 93.6% |
A(3)コース(210㎞) | 281 | 236 | 45 | 84.0% |
Bコース(130㎞) | 964 | 916 | 48 | 95.0% |
Cコース(100㎞) | 347 | 321 | 26 | 92.5% |
Dコース(40㎞) | 164 | 162 | 2 | 98.8% |
合計 | 3,244 | 3,033 | 211 | 93.5% |
第11回大会 開催日:2016年5月15日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
A(1)コース(210㎞) | 493 | 480 | 13 | 97.4% |
A(2)コース(210㎞) | 1,064 | 1,005 | 59 | 94.5% |
A(3)コース(210㎞) | 354 | 316 | 38 | 89.3% |
Bコース(130㎞) | 983 | 957 | 26 | 97.4% |
Cコース(100㎞) | 325 | 308 | 17 | 94.8% |
Dコース(40㎞) | 131 | 131 | 0 | 100.0% |
合計 | 3,350 | 3,197 | 153 | 95.4% |
第12回大会 開催日:2017年5月21日
コース | 参加人数 | 完走者 | リタイア者 | 完走率 |
A(1)コース(210㎞) | 525 | 502 | 23 | 95.6% |
A(2)コース(210㎞) | 1,043 | 993 | 50 | 95.2% |
A(3)コース(210㎞) | 303 | 265 | 38 | 87.5% |
Bコース(130㎞) | 977 | 941 | 36 | 96.3% |
Cコース(100㎞) | 348 | 343 | 5 | 98.6% |
Dコース(40㎞) | 177 | 176 | 1 | 99.4% |
合計 | 3,373 | 3,220 | 153 | 95.5% |
佐渡ロングライド210参加者を悩ますもの それは・・・
第4回大会までかなりの確立で雨に見舞われていましたが、2010年から8年連続で晴れの日が続いています。雨の佐渡を払拭といきたいところですが、油断は禁物。
雨天時でも対応できるようしっかりと準備しておきましょう。晴だった年は完走率が高く逆に雨だった年は完走率が落ちています。また晴れていてもスタート前の朝方はかなり冷えこむので注意が必要です。
参加された方のブログを見ても、雨や風による体感温度の低下や路面状態に悪戦苦闘しているのがわかります。しかし、こうじゃないと佐渡じゃない、逆に天気が良いと物足りないというすばらしき
挑戦者もいらっしゃいます。どちらがよいかわかりませんが、寒さ対策を万全にして臨まれたほうがよいかもしれません。
下記は過去12回のお天気データです。気象庁HPより (観測地点:相川)
- 雨だった2009年大会の様子。各自雨合羽など着用している。
開催日 | 天気 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 平均風速 | 最大風速 | 最大瞬間風速 |
2006年5月28日 | 曇り時々雨 | 18.4℃ | 22.8℃ | 15.9℃ | 4.6m | 12.0m | 20.7m |
2007年5月20日 | 曇り時々雨 | 11.6℃ | 14.0℃ | 8.8℃ | 8.1m | 13.3m | 16.5m |
2008年5月18日 | 晴れ | 16.8℃ | 23.6℃ | 9.9℃ | 2.8m | 8.1m | 12.0m |
2009年5月17日 | 雨 | 16.1℃ | 19.4℃ | 14.2℃ | 6.5m | 10.5m | 14.0m |
2010年5月16日 | 晴れ | 14.2℃ | 19.3℃ | 8.2℃ | 3.3m | 4.2m | 11.0m |
2011年5月15日 | 晴れ | 16.1℃ | 21.3℃ | 10.4℃ | 2.4m | 6.9m | 9.1m |
2012年5月20日 | 晴れ | 15.5℃ | 20.3℃ | 10.4℃ | 1.2m | 3.9m | 5.0m |
2013年5月12日 | 曇りのち晴れ | 15.1℃ | 20.4℃ | 12.7℃ | 2.7m | 5.3m | 6.7m |
2014年5月18日 | 曇りのち晴れ | 14.3℃ | 17.4℃ | 10.7℃ | 3.9m | 8.1m | 9.4m |
2015年5月17日 | 曇りのち晴れ | 15.4℃ | 19.2℃ | 12.6℃ | 2.1m | 5.7m | 7.8m |
2016年5月15日 | 晴れ | 21.7℃ | 30.0℃ | 12.5℃ | 5.5m | 10.7m | 12.6m |
2017年5月21日 | 晴れ | 19.8℃ | 24.6℃ | 15.4℃ | 1.7m | 5.3m | 6.2m |
※最大風速は10分間平均風速の最大値、最大瞬間風速は瞬間風速の最大値です。
佐渡ロングライド210の宿選びは早めにしよう
1か月あまりで定員に達する程の人気になったため、宿選びも早めにしなければなりません。佐渡は観光地ですが、ホテル・旅館の数はそんなに多くはありません。
特にスタート地点の佐和田地区は比較的宿泊地が多い両津、相川と比べ少ないです。年明け前に予約を入れているツワモノもいるようです。集合時間が早いですから、宿からスタート地点までの移動時間もできるだけ短いほうがいいですよね。
参加を決めたら早めに宿を予約しましょう。また、下記の参加者ブログで宿泊場所をレポートしているものがいくつかありますので参考になると思います。
佐渡のお宿情報<内部リンク>
佐渡市公式観光情報サイト さど観光ナビ
佐渡ロングライド210コース概略
佐渡ロングライド210コース図です。コースはAコース210㎞をはじめ4コースです。2018年よりAコースの後半にあたる小木AS~素浜AS間のルートが一部変更になります。この変更にともない、昨年までのルートではこの区間の峠越えはひとつでしたが、新ルートでは2箇所になっています。またDコースも折り返し地点が変更になり走行距離が5㎞増えて45㎞になっています。
ここでは佐渡ロングライド210の各コース別に詳しく紹介していきたいと思います。
※佐渡ロングライド事務局様より許可を得て掲載しています。
コース | 距離 | コース説明 | 定員 |
A1コース | 210㎞ | 完走目安時間:7~8時間 | 3200人 |
A2コース | 完走目安時間:9~10時間 |
A3コース | 完走目安時間:11~12時間 |
Bコース | 130㎞ | 大佐渡一周と農道里山を横断する |
Cコース | 100㎞ | 大佐渡一周コース |
Dコース | 45㎞ | 佐渡観光グルメライド45 | 150人 |
Dコース 45㎞ 歴史を巡る観光とグルメコース
佐渡金山の観光とわかめそばの食事などを付加した45㎞の初心者向きコース。昨年まではスタートから相川AS(20㎞)まで自転車で向かい、バスに乗り移動していたが、2018年より相川ASから少し内陸に入った佐渡金山まで自走、史跡佐渡金山や佐渡奉行所跡を見学後、現地でDコース専用特別食を堪能。スタート地点の佐和田に戻りゴールとなる。これにより、走行距離が5㎞増えて45㎞となった。
相川ASまでアップダウンを繰り返すが、町並みや海岸線が見ながら楽しみながら進もう。スタートから14㎞地点に七浦海岸を走っていると夫婦岩が見えてくる。佐渡百選になっている岩なのでぜひ写真に収めたいところだ。
下記写真にある佐渡金山の浮遊選鉱場。遠くから見るとあのラピュタを彷彿とさせるような廃墟っぷりでびっくり。「父さんは嘘つきなんかじゃなかった!ラピュタは本当にあったんだ!!」と言いたくなるだろう。
- 七浦海岸にある夫婦岩
- 相川ASの様子。おいしいそばに舌鼓♪
- 世界遺産暫定一覧表に追加された佐渡金山。写真は浮遊選鉱場
A、B、Cコース共通
佐渡は大きく分けて島の北部の「大佐渡」、中心部の「国仲」、南部の「小佐渡」に分けられる。A,B,Cコースは大佐渡を回る。大佐渡は南部の小佐渡に比べ、海岸線が荒々しいため男性的と言われている。
ロングライドの中でも人気の「Z坂」と「大野亀坂」2本の坂を体験することができる。Cコースはゴールが佐渡汽船両津港そばになるため当日中に帰りたい人向けのコースである。
- 棚田と美しい夕日のコントラストが大野亀を引き立たせる
ロングライドで回るときは時間の都合上、大野亀に沈む夕日を見ることができないが、前泊するようであれば
ぜひ立ち寄っていただきたいスポットだ。
- 大野亀頂上から望む海岸線
荒々しい岩肌が大佐渡の特徴
Bコース130㎞ 大佐渡一周と農道里山を横断する
大佐渡を回り佐渡の真ん中を横断するコース。両津BSを過ぎしばらくすると、右手方向に新潟県最大の湖「加茂湖」が見えてくる。
加茂湖は昔、淡水湖だったが、海とつなげたため現在は汽水湖になっている。牡蠣の養殖が盛んであり、佐渡の特産物でもある。さらに進むと街中と田園風景が広がる。佐渡の中央部は国仲平野と呼ばれ、
上質なコシヒカリを栽培することでも知られる佐渡の穀倉地帯だ。この先厳しい坂はないがゴールまでASがないため、残りの体力に気を配ろう。
- 雄大な山並みと鳥のさえずりを聞きながらのんびり走ろう
大きな地図で見る
- 参加者に好評な専門学生によるマッサージ
- 100㎞地点の両津BS(おんでこドーム)の様子。
- 100㎞地点の両津BSの様子。Cコースはここがゴールとなる。
佐渡汽船乗り場はすぐ目の前にある。
- 自転車のチェックも忘れずに。
Bコースは残り30㎞。休息できるポイントはここが最後なので、体力に自信のない人は弁当を食べ、しっかり休息をとってからスタートしよう。ここまで走ってきた自転車のチェックもお忘れなく。
Aコース210㎞
大佐渡を回りさらに佐渡の南部小佐渡を駆け抜けるコース。走りながら余裕があれば、大佐渡の海岸線と比べていただきたい。なだらかな海岸線が続き、女性的と言われている。途中、道が狭くなっているところもあり注意が必要だ。終盤の坂は厳しいがなんとか乗り越えたい。
時間があれば寄りたい。佐渡の観光スポット
- たらい舟体験 場所:小木港 料金:大人\450
小木港そばで乗船できる。自分でこぐこともできるがなかなか難しい。たらいは意外に大きく同時に3人乗船することができる。
- 赤亀岩
210㎞コース上にある。佐渡島民が選ぶ島の宝、佐渡百選の一つ。渚に浮かぶ中央部に空洞がある岩が赤亀岩。
佐渡ロングライド関連情報
参加者から学べ!佐渡ロングライド210参加者ブログをご紹介
佐渡ロングライドを知る一番の早道は、参加した方の生のレポート。読めばわかる。楽あり苦あり。厳選ブログ・サイトをご紹介します。
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